俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 朝ぼらけ声の目覚ましホーホケキョ 藪の中鳴いて鶯雲隠れ 野に山にお前お花見ホーホケキョ 遠鳴きて藪に木霊すホーホケキョ 雨上がり喉潤はせホーホケキョ 竹藪に近づくと、心地よい鶯の声が聞こえてきます。しかし、姿をなかなか見つけることができませ... 続きをみる
根本創造主として、私のスピリチュアルな世界の新着ブログ記事
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 諸葛菜咲きて誓ひし天下取り 諸葛菜色は紫知恵の色 諸葛菜吹けば胡蝶が花の舞 死して名を今に残せり諸葛菜 戦乱を越えて咲き継ぐ諸葛菜 三国時代の名軍師・諸葛孔明にちなんで名づけられた諸葛菜が咲くようになりました。飢えを凌ぐために植えられたと言... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 幸せは花の数ほどフリージア フリージア空也が仏かくのごと 兄弟の服はお揃ひフリージア フリージア唄へや唄へ春の歌 お似合ひは花のペン立てフリージア 甘い香りがする黄色が美しいフリージアの花が咲いています。花が幾つも連なって咲く花です。 ・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 菜種梅雨雨滴も光り輝きて 気も温み部屋干しもよし菜種梅雨 菜種梅雨咲きし桜も一休み 雨止まば花も盛りに菜種梅雨 菜種梅雨濡れて小花も咲き初めり 菜の花が今盛りです。そんな時期、三月末から四月初めにかけて降る長雨を菜種梅雨と言います。 ・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 枝垂れ枝に黄金の花穂連翹花 花盛り幸呼ぶ花と連翹花 群れ咲きて明かき垣根の連翹花 風揺るる野辺に明るき連翹花 花の香に蝶も舞ひ来る連翹花 今、春の華やかな花、連翹の花が今が盛りと咲いています。幸福を呼ぶ黄色い花だと言われています。 ・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 風任せ花を求めて紋黄蝶 番なす見つけて嬉し紋黄蝶 白無くも春先駆けの紋黄蝶 雨上がり濡れし草花紋黄蝶 紋黄蝶舞ふはそよ風春うらら 春一番の蝶は紋黄蝶です。仲間と花を求めて、ふらふらと飛んで来ます。 ・・・・・・・・・・・・ 天寿国便り・・重... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 袴はき着重ね幾つつくしんぼ ここもまた土手の陽だまりつくしんぼ 滋養富む摘むはこの道つくつくし つくつくし夕餉は妹が卵とじ 酒肴昔懐かし土筆和え 袴取り妹が手伝ひつくしんぼ 春の陽気に誘われて、土手の土筆がにょきにょきと茎を伸ばしています。... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます ちちと鳴く古巣探して初燕 ここもまた電線一羽初燕 弧を描き庇掠めて初燕 幾千里飛び越え今日も初燕 古家も年年歳歳初燕 昨日は一瞬、燕が掠め飛ぶのをみつました。そこで初燕でいろいろ詠んでみました ・・・・・・・・・・・・・ 創造主日記・・重要... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 彼岸西風(ひがんにし)恵方違へて墓参り 風に乗り仏が教え彼岸西風 濁り世の穢れ祓はん彼岸西風 晩春や春も区切りの彼岸西風 彼岸西風吹かば大漁晴れの空 お彼岸の頃、吹く西風を彼岸西風(ひがんにし)と言います。本来は出漁の時期を示す風向きの事で... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して自然や動植物を愛で寿ぎます 細枝に淡き紅色四手辛夷 華やぎはここに極まり四手辛夷 吹く風に千々に乱れて四手辛夷 甘き香に鵯も誘はれ四手辛夷 そよ風に花の幣振る四手辛夷 今、四手辛夷が花盛りです。とても華やかな美しい辛夷の花です ・・・・・・・・・・・・・・ 創造主日記・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 目くるめく雲上高く揚げ雲雀 落ち雲雀鳴いて一瞬影と消え 揚げ雲雀恋路は高き空の上 ぴちゅるちゅる一転ちゅるる落ち雲雀 子を守り鳴いてここぞと揚げ雲雀 夕暮れの明かき雲間に夕雲雀 広大な濃尾平野の田園地帯では、雲雀の鳴く声が聞かれるようになり... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます ほれここに割れ目見つけて菫草 日和好し空より青き菫草 初恋の遠き思ひ出菫草 ここもまた陽だまり一つ菫草 首傾ぐなれは片恋菫草 コンクリートの割れ目とかを見ると、けなげに小さな可愛い花、菫草が咲いていました。 ・・・・・・・・・・・・・・ 創... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 浮かれ猫今日も明日も家出して 耳破れ身もやつれ果て恋の猫 匂ひ立つ抱けばごろごろ恋の猫 浮かれ猫傷は男の紋所 春の猫唄へや唄へ恋の歌 そろそろ春も盛りになって来ると、さかりのついた猫の声が夜中に聞こえてくるようになります。 ・・・・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 夢うつつ午後の陽だまり長閑(のどけ)しや 長閑しや流るる川面空の色 長閑しや散歩も今日は遠回り 枕辺にちち鳴く雀長閑しや 枝咥え鳥も巣作り長閑しや 長閑な春うららの日和が続きます。そんなお天気を「長閑」で詠んでみました。 ・・・・・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます さざ波に枝差し伸べて猫柳 生ける好し銀の花繭猫柳 花繭は銀鼠(ぎんねず)の色猫柳 青空に銀の花枝猫柳 風孕み日に膨らめり猫柳 猫柳の花が今咲いています。花芽が出る前の銀色の花繭が美しい花です。多くは水辺で枝を伸ばしています。 ・・・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 白髪も花なら嬉し雪柳 風揺れる簪(かざし)に長き雪柳 甘き香に蜂も誘はれ雪柳 滝のごと枝垂れ美し雪柳 雪柳揺るるは風の通り道 しだれ枝に小花散りばめ雪柳 今、我が家の雪柳が盛りを迎えました。小花がびっしりと付いた白穂が美しいです ・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 空仰ぐ円らな瞳アネモネ花 澄み渡る青は青空アネモネ花 アネモネや細身に大き花付けて アネモネ花蕊の睫毛が忘られず アネモネや故郷遠き地中海 今、かわいいアネモネの花が咲いています。細い茎に大きな花で、風によく揺れています。 ・・・・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 小花でも香り一番沈丁花 そよ風を辿れば角に沈丁花 帰りなば癒しの香り沈丁花 香り好し厠一輪沈丁花 香を待てり赤芽ふくらむ沈丁花 今、沈丁花の花が満開です。強く甘い香りが特徴で、遠くまで香りが漂ってきます ・・・・・・・・・・・・・・・・ 天... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 空青し雲より白き白木蓮 街角の道のしるべに白木蓮 御手合はす仏の化身白木蓮 白蓮の咲きて花枝の隠るほど 満開や花にそよ風白木蓮 高木で華やかで大きな春の花、白木蓮が今花盛りです。白蓮とも言います。 ・・・・・・・・・・ 天寿国便り・・重要:... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 花盛り風に香をのせ花ミモザ 燃え盛る春も盛りの花ミモザ 花盛り道のしるべに花ミモザ 枝も葉も花に埋もれて花ミモザ ミモザ咲く揺れるは明かき花ミモザ 復活を祝ひて飾る花ミモザ ミモザは大樹になりますが、小さな花を房生りにびっしりとつけて春を寿... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 香り立つ土佐ノ水木に春の風 鈴生りや土佐ノ水木に鳥の声 咲き誇る陽光注ぐ土佐水木 いつか見し山路に明かき土佐水木 坊さんも買へや簪(かんざし)土佐水木 土佐水木風吹き鳴らせ花の鈴 日本原産の浅黄色の花、土佐水木が咲いています。花は下向きに鈴... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます ヒヤシンス花の数ほど恋をして 末広や白根美しヒヤシンス 花盛り星も煌めくヒヤシンス 青空に反りて風切るヒヤシンス ヒヤシンス年古ごとに花も増え 華やぎは花の数ほどヒヤシンス 今、ヒヤシンスが咲いています。澄んだ香りがします。年を経るにしたが... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 三椏や花の小窓に灯を点し 甘き香や花三椏が和紙の里 雨降るも三椏花は傘要らず 三椏や咲くは三叉の枝の先 ゆらゆらり三椏風の花モビル 花三椏先に黄金の花咲かせ 山間の里に行くと、三椏の花が咲いているのを見かけます。群生していると甘い香りがしま... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 夢うつつ出づれば地虫目を細め 地虫出づ温む目覚めの朝の雨 そよ風に花のお迎へ地虫出づ 地虫出づ地穴はここぞ鉢の底 地虫出づ虎視眈々と鳥の群れ 今日六日は二十四節気の「啓蟄けいちつ」です。虫たちが地中から這い上がってくる時期を指します ・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 昨日晴れ今日もまた晴れ遅日かな 遅日かな明かれば風呂もゆるゆるり 草も木も遅日に影の薄れゆく 暮かぬる飲むには長き宵の口 遅日かな気ままに散歩暮れるまで 春分まであと一週間ほどとなりました。日が暮れるのが遅くなりました。これを「遅日」と言い... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 紅簪(かざし)濃淡競ふ木瓜(ぼけ)の花 燃え盛る小雨欲しげな木瓜の花 白髪も心は燃えて木瓜の花 野放図に花枝伸ばして木瓜の花 花盛り色は鮮し木瓜の花 今、木瓜の花が真っ盛りです。枝は八方に伸び、白木瓜、緋木瓜、更紗木瓜の三種類があります。 ... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 空に梅地に黄梅の花が咲き しだれ枝に胡蝶の舞と迎春花 咲き継ぎて今を盛りと迎春花 香は無けど春を寿ぐ迎春花 しだれ枝や地に黄梅の灯を点す 今、しだれ枝に春の到来を告げる花、迎春花が今を盛りと咲いています。黄梅とも言います。 ・・・・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 柳の芽潤ふ雨滴は浅緑 空が川青天流る柳の芽 しだれ枝にこれは花かと柳の芽 風吹かれ川面に映す糸柳 しだれ枝に萌ゆるは浅黄柳の芽 しだれ枝や風に芽柳からみつき 今、川辺近くの柳が芽吹いています。花も葉も同じような色で区別しにくいのが特徴ですが... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 白房も日に赤らめり花馬酔木 花の鈴振りて鳴らさん花馬酔木 舞姫が花の簪(かんざし)花馬酔木 蜂隠る房は鈴生り花馬酔木 甘き香や身も酔うほどに花馬酔木 豊けきは白き花房花馬酔木 今、馬酔木の花が満開です。鈴なりに白い鈴のような小花をびっしりと... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 花山茱萸花は黄金の日本晴れ 花山茱萸吹いて散らすな風の神 金の星空に散りばめ花山茱萸 花山茱萸散るは黄金の花雫 黄金なす日は燦燦と花山茱萸 花山茱萸掛けて知らせん恋の鈴 山茱萸(さんしゅゆ)には黄色い小花がびっしりと付きます。今が満開です。... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 仏の座雀も詣る野辺の道 花埋むこの道どこも仏の座 畔青む花も盛りの仏の座 仏の座袈裟は貴き濃紫 花埋む五百羅漢や仏の座 合掌や花の御仏仏の座 詠むのが遅くなりましたが、土手や畔に「仏の座」がいっぱい咲いています。とても生命力強い花です。 ・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 風光る川面にきらり魚の影 風光るペダルも軽きサイクリング 風そよぐシーツ一枚風光る 風光る天空流る飛行雲 風光るショートカットのお嬢さん 春空の暖かく眩しい日差しとそよ風を合わせて、「風光る」と言います。いろいろ詠んでみました。 ・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 風吹かば青きさざ波麦青む 見晴るかす隣家は遠く麦青む 麦青む狭間の畝も見えぬほど 麦青む青天高く鳥の声 麦青む四方三里は干拓地 濃尾平野の南部には広大な農地が広がっており、田植え前の今は麦が青々と育っています。 ・・・・・・・・・・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 昔はも従姉妹集ひて飾り雛 緋毛氈敷きて高きに内裏雛 古雛も衣は貴と綾錦 古雛や蟇目鉤鼻生けるごと 官女雛舞ふは雅の花の舞 謡ひては吹けや叩けや囃子雛 候ふは籠の御前仕丁雛 来月三日は雛祭り。今日では七段飾りの雛人形を飾るのも少なくなりました... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 散りて早や褪せるも惜しき白椿 おちょぼ口誰に恋する紅椿 赤と白斑目もあり玉椿 蕊隠し何を恥ぢらふ八重椿 薔薇のごと見目麗しき乙女椿 こぼれ落つ色も鮮し落ち椿 今、色々な椿の花が咲いています。とりどりの椿をいろいろ詠んでみました。 ・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます のこのこと日差し誘はれ天道虫 てんとう虫殻は輝くお天道様 天道虫追はれ葉裏に逃げ隠れ 返されて空に地団駄天道虫 ありがたき虫は七星天道虫 早いもので、春の陽気に誘われて天道虫が現れました。季語としては春と夏の両方に使われています。 ・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 明かきこと畔に群れ咲く黄水仙 首傾ぐ甘き香りの黄水仙 朝も早よ目覚ましラッパ黄水仙 こぼる笑み大きはラッパ黄水仙 澄みし香や窓辺輝く黄水仙 春の水仙、黄水仙が咲き出しました。大きなものはラッパ水仙とも言います。 ・・・・・・・・・・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 千切れては流る綿雲春の雲 風に消え千変万化春の雲 蔭りては日に輝けり春の雲 春の雲天涯霞む山の並 晴れ空に温めば淡き春の雲 春めいてきて、雲も春らしい綿雲が目立つようになってきました。 ・・・・・・・・・・・・・・・ 超天界便り・・重要:私... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 雨降りて今日を限りに雨水(うすい)かな 雨水かな晴れ間見つけて畝作り 雨水かな葉の芽花芽の別れ時 雨水かな濡れて畔田の黒々と 雨水かな温む小川の魚の影 気は巡るほどよき雨と雨水かな 今日19日は二十四節気の「雨水」です。寒の戻りはなくなり、... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 枝垂れ梅鳥も長枝に止まりかね 枝垂れ梅まとふは天女花衣 艶姿花に名のあり枝垂れ梅 花盛り風に香を乗せ枝垂れ梅 咲き乱る地に着くほどに枝垂れ梅 今、枝垂れ梅が長い花枝を伸ばし咲いています。枝垂れ梅にはその姿から、名があるものもあります。 ・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 万葉が歌の始まり梅の花 香りては身も酔ふほどに梅の花 見目も良し花に名のあり梅の花 一献に花を浮かべて梅の花 紅梅や白ありてこそ華にして 生玉は老樹の名前盆の梅 今、梅が真っ盛りです。紅梅が白梅の中で一際目立っています。盆梅もまた見頃を迎え... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 桜草笑みし乙女の花笑窪(えくぼ) 庭飾る色はいろいろ桜草 晴れ空や花も朗に桜草 子沢山花芽とりどり桜草 花色は恋のときめき桜草 今、春の明るいイメージがぴったりの桜草が咲いています。色も今ではとりどりで楽しめます。 ・・・・・・・・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 群れ咲くは荒地に白き花薺 咲き昇る小花可愛ひや花薺 花薺書けばむづかし花絵文字 花薺摘みて遊びし野の小道 三味線の撥(ばち)は三角三味線草 春の野に、荒地に、薺の花が咲くようになりました。葉っぱが三味線の撥のようですので、三味線草とも呼ばれ... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、人事に自然や動植物を愛で寿ぎます バレンタイン恋文添付忘れずに 古希越えて我は辛党バレンタイン バレンタイン仲良く夫婦チョコを分け 友情をチョコで確かむ女どち 義理のチョコ小粒もハートバレンタイン 今日はバレンタインデーです。古希を越えた今、義理チョコも夫婦と子供ぐら... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 目覚めれば窓辺静かに春の雨 水たまり曇天映す春の雨 夢うつつ濡れて目覚めの春の雨 さんざめく藪の雀よ春の雨 今日も又止みてそよ風春の雨 春先の雨は、寒の戻りを呼ぶ、ちょっと冷たく感じられ雨です。いろいろ詠んでみました。 ・・・・・・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 春日和快晴今日は蒲団干し 春日和梅の花芽もほころびぬ 春日和朝も早よから群雀 春日向当たる窓辺の心地よさ 春日和天にぽっかり綿の雲 時折冷たい雨が降ったりしますが、暖かい春の日和が多くなりました。春日和でいろいろ詠んでみました。 ・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、人事に自然や動植物を愛で寿ぎます 平和への感謝新たに建国日 悠久の歴史と文化建国日 建国日国の基(もとい)は人にして 血と汗で築きし平和建国日 眼は世界足は大地に建国日 天皇(すめらぎ)は心の基建国日 今日十一日は建国記念日の日です。お祝いの句をいろいろ詠んでみました... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 春耕や土に目覚めの活を入れ 青空に唸るエンジン春の耕 耕しを終はれば轍泥の跡 春耕や地虫も叩き起こされて 春耕や残るは畔の浅緑 土均(なら)し今日は肝心春の耕 今、盛んに田の耕し春耕が始まっています。冬耕は只掘り返すだけでしたが、春耕は土を... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 金縷梅(まんさく)や細身は風になほもつれ 金縷梅の小花は可愛花纏(まとい) 淡き日に金縷梅縮れ震へをり 金縷梅や床を彩る季(とき)の花 金縷梅や祓ひ清めの金の幣(ぬさ) 立春を過ぎると、金縷梅の花が咲くようになります。幣のような黄色の花弁が... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 囀りは明けの目覚まし木の芽時 雨上がり色も新し木の芽晴れ そぼ濡れり新芽潤す木の芽雨 子等が行く声弾ませて木の芽道 頬撫づる目覚めも優し木の芽風 春になり、木の芽が芽生える時期となりました。きのめと読むと山椒の芽を指しますので「このめ」と読... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます とりどりに寄せて花文字花パンジ 蜜吸ひに蜂も寄り来る花パンジ 香り来る蝶も舞ひ来る花パンジ 三つ色に黒き斑目花パンジ 花可愛摘むに摘まれぬ花パンジ 春になり、花壇にはパンジーの花がたくさん植えられています。花文字を描いた花壇もあります。 ・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 宵闇に霞む街の灯春の月 ほろ酔ひて足もそぞろに春の月 振り仰ぐ我が背も見よと春の月 澄み渡る深更高き春の月 昇りては何を願掛く春の月 まだ寒し星も見えざる春の月 今日六日は春満月です。まだまだ肌寒い夜の月をいろいろ詠んでみました。 ・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます いぬふぐり白地に淡き瑠璃の色 いぬふぐり小花も風に身も震え いぬふぐり畔田に花の星が降り 宙(そら)探る花のパラボラいぬふぐり 探し来る蟻の蜜壺いぬふぐり いぬふぐり澄ますは遥か宙(そら)の音 立春になり畔田に「オオイヌノフグリ」を見かける... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 明かき陽に翳す掌(てのひら)春立ちぬ ちゅんちゅんと日向の雀春立ちぬ 高枝にふふむ花の芽春立ちぬ ぽっかりと空に綿雲春立ちぬ 心地よし午後のそよ風春立ちぬ 今日四日は立春です。暦の上では春となりました。寒の戻りはあるにせよ、これからは暖かく... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、人事に自然や動植物を愛で寿ぎます 厄落としすれば豆撒き福男 豆撒けば大波小波人の波 福菓子や撒くは福豆福の神 福の豆食って数へる年の数 福を内家には怖き山の神 今日三日は「節分」です。冬の終わりの日です。豆撒きが広く行われます。 ・・・・・・・・・・・・・・・ 超天界... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 寒晴れや日毎に増える花の数 空翔けるあれは何鳥寒日和 寒日和背筋伸ばして外(と)に出でよ 寒晴れや澄みて流るる雲も無し 寒晴れや山頂白き伊吹山 四日の立春まで後二日となりましたが、寒晴れの日が続きます。「寒晴れ」でいろいろ詠んでみました。 ... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 春近し朝雲早も消えにけり 春を待つ湧きてやまざる旅心 春近し遠方霞む鈴鹿峰 春近しふふむ花芽の淡き色 春近し青める野辺の散歩道 いよいよ二月に入りました。立春まであと三日ですが、日に日に暖かくなっていきます。「春近し」「春を待つ」で詠んでみ... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 寒耕や畝は高めの仕上げにて 砕け散る堅土も何の寒の耕 寒耕や土は黒々天地返 寒耕や殿いつも鳥の群れ 暮れ残る寒耕後の轍(わだち)かな 寒も終わり近くになると「寒耕」が行われるようになります。冬の初めは只耕すだけですが、寒耕では畝づくりが行わ... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます ここもまたふふむ寒梅二三輪 幾度の風雪越えて寒の梅 引き寄せば枝元香る寒の梅 色映ゆる澄みし青空寒紅梅 気も温み咲けば目出度や寒紅梅 氷点下が多かった大寒も峠を越えて、梅の花が見られるようになりました。まだまだこれからですが春近しです。 ・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 凍てつきて鳥も鳴かざる寒の朝 寒の朝明くるも外は氷点下 白みゆく空に朝靄寒の朝 ごみ捨てはいつも早足寒の朝 寒の朝醒めれば淡き窓明かり 大寒の真っ只中にあって厳しい寒さが続いています。「寒の朝」でいろいろ詠んでみました。 ・・・・・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 花一輪咲けば嬉しや寒菫 ほらここに日向輝く寒菫 踏むなかれ石が割れ目に寒菫 春を呼ぶ空は青空寒菫 風雪に耐へて散らすな寒菫 まだまだ数少ないですが、よく日の当たるコンクリートや石の割れ目などに菫の花が咲いています。 ・・・・・・・・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます ぶっかけやおかず無ければ寒卵 熱々や鍋に頃良き寒卵 かけうどん月見また好し寒卵 寒卵黄身たっぷりの卵掛け ぐい飲みや風邪引き掛けに寒卵 物価高買ふに買はれず寒卵 滋養豊富な黄身たっぷりの寒卵をいろいろと詠んでみました。 ・・・・・・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 棒のごと臥して動かず寒の鯉 静もるる神泉深く寒の鯉 足音に跳ねてここぞと寒の鯉 餌やればこれ見逃さず寒の鯉 池の主齢(よわい)幾つか寒の鯉 影をなす色黒々と寒の鯉 神社の神泉で飼われている鯉も、寒の頃になるとすっかり動きが鈍くなり、深く底に... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、人事に自然や動植物を愛で寿ぎます あらまほし梅花の香り初天神 初天神摂社末社も願を掛け 初天神見るも新し祈願絵馬 初天神荒ぶる神も恵比須顔 受験生親が代参初天神 受験シーズンと今日二十五日の初天神は重なり、多くの合格祈願の絵馬が納められています。 ・・・・・・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 南無地蔵提灯掲げ初地蔵 初地蔵お布施集める子等の声 さん付けや子等に馴染の初地蔵 古街や一町一尊初地蔵 手を合はす結縁新た初地蔵 今日二十四日は「初地蔵」です。古いところでは、子等がお布施を集め、菓子などを奉納、そしてお下がりを配り歩きます... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 淋しきは日暮れ一鳴き寒鴉 寒鴉無き餌求めて田を渡り 高啼きて己が天下と寒鴉 降り来たり屍啄む寒鴉 縄張りや空を掠めて寒鴉 何狙ふ屋根に一羽の寒鴉 餌が少なくなる寒の頃、群れを外れた寒鴉が餌を求めて、あちこちに出かけて行きます。 ・・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 微睡(まどろみ)て暫し語らず日向ぼこ 赤々と火照る眼裏日向ぼこ 雲流る蔭れば寒し日向ぼこ 大の字や座布団枕に日向ぼこ 日向ぼこガラスの外は風の中 大寒になり、寒さが厳しいですが、晴れた午後は日向ぼこが気持ちいいですね。 ・・・・・・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、人事に自然や動植物を愛で寿ぎます 初大師香煙高き神宮寺 加持祈祷絶ゆることなき初弘法 初弘法今日は祝ひの五色幕 祀りてし古札納めに初弘法 呆け封じ夫婦揃ひて初弘法 初大師お迎え石の弘法さん 今日一月二十一日は初弘法・初大師です。この日は真言宗のお寺で盛大に弘法大師をお... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 大寒や日差し恋しき明けの空 冴え渡る今宵大寒星の影 大寒やごみ捨て朝は急ぎ足 大寒や窓辺に結ぶ露の跡 大寒や早朝遠き電車音 今日は二十四節気「大寒」です。今日から厳冬に入ります。立春まで後二週間となりました。 ・・・・・・・・・・ 超天界便... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 首傾ぐ仙女の姿水仙花 水仙花白に花冠の黄ぃ映えて 細き身に花風車水仙花 澄みし香や寄れば香し水仙花 水辺咲く水が姿見水仙花 水仙花盛れば崖も花の園 遅咲きの我が家の水仙がやっと咲き出しました。その清楚な美しさをいろいろ詠んでみました。 ・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、人事に自然や動植物を愛で寿ぎます 初観音変化(へんげ)の数は三十三 初観音秘仏も今日は開帳日 初観音万民慈悲の糸を垂れ 初観音尾張に尊と四観音 いざ参れ幟はためく初観音 今日一月十八日は初観音です。尾張には笠寺観音・荒子観音・龍泉寺観音・甚目寺観音の四観音があります。... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 日脚伸ぶ明かれば風呂もゆるゆるり 立ち寄りし友も長居や日脚伸ぶ 日脚伸ぶ夕陽も高き鈴鹿峰 日脚伸ぶ夕餉支度も暮れぬ内 暮行くも得した気分日脚伸ぶ 昨年冬至からもうすぐ一か月になります。日がずいぶん長くなりました。「日脚伸ぶ」でいろいろ詠んで... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 明けぬれば庇にちゅんと寒雀 寄り来れば陽だまり恋し寒雀 寒雀お宿は傍の鎮守杜 寒雀纏ふはふくら羽衣 啄むは何の実庭の寒雀 寒さの増す寒の頃、羽毛を一杯膨らませて暖かくしている雀の事を「寒雀」と言います。 ・・・・・・・・・・・・ 超天界便り... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、人事に自然や動植物を愛で寿ぎます 鬼のごと睨む十王初閻魔 初閻魔おどろおどろし地獄絵図 初閻魔命洗ひの釜開き 初閻魔罪天秤が気に掛かり 初閻魔今日は閻魔も地蔵顔 今日一月十五日は「初閻魔の日」。地獄の釜が開き、地獄も鬼も休息をとる日です。 ・・・・・・・・・・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 肝(かん)に好し腹沁み渡る寒の水 寒の水地酒も旨き酒処 酔ひ覚めにコップ一杯寒の水 傘も無し降るも淋しき寒の雨 慈雨なれや草木の恵み寒の雨 今日は小寒の寒の入りから九日目、この日の水・雨を寒九の水または寒九の雨といって、気に富む雨とされてい... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 探梅や鳥囀りに誘はれて 日和好し日差し頼りに探梅行 探梅やふふむ花芽の二三輪 探梅やまだまだ固き花蕾 探梅行一花に花の香を訊ね 早い梅は一月から咲き出します。そんな梅の花を探し求めることを「探梅」といいます。 ・・・・・・・・・・・・・ 超... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を寿ぎます。 花に花見つけて嬉し冬花菜 日和好し一面埋む冬花菜 不揃ひも埋もれば同じ冬花菜 捨て花も今花盛り冬花菜 冬花菜ちゅんちゅん雀隠れんぼ 日和好し蝶も寄り来る冬花菜 こちらでは、渥美半島でこうしたお花畑が見られます。捨て花から生まれたものがほとんで... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、人事に自然や動植物を愛で寿ぎます 鏡割りえいと一声槌の音 鏡割り吉凶占う罅(ひび)の形(かた) 鏡割り若さ試して二つ割 鏡割り欠片は母があられ餅 鏡割り終はれば汁粉お裾分け 鏡開き無くてはならぬ祝ひ酒 今日十一日は「鏡開き・鏡割り」の日です。鏡餅を割ってその年の吉凶を... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 日和好し風に香を乗せ蝋梅花 帰りてもその香忘れず蝋梅花 嗅ぐほどに心明るき蝋梅花 蝋梅花切り枝も香り失はず 香り好し色も艶なる蝋梅花 今、蝋梅が咲き出しています。とても香りが強い花で、甘い香りがします。 ・・・・・・・・・・・・・・ 超天界... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 寒椿花芽残して二三輪 時を待つ花芽豊かに寒椿 手折りては床に一輪寒椿 寒椿落ちても地には華が咲き 落ちてなほ蕊の黄明かし寒椿 今、寒椿が少しずつ咲き継いでいきます。落ち椿も季語にあるほど風情があるものです。 ・・・・・・・・・・・・ 超天界... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 七草と知らず昔は飯遊び 熱々も胃には優しき七日粥 七草や腹も七分の朝餉粥 香ばしや昆布茶に入れて七日粥 野に摘めど丈は短し七日粥 七草に一つ足らねど七日粥 昨日七日は人日でした。一年の運勢を占う日でした。七草粥で精進潔斎して占います。 ・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 枯柳風蕭々と吹き渡る しだれ枝に日差しこぼれて枯柳 曇りなば影も朧に枯柳 枯柳昔はここが渡船場 枯柳川面に映す影も無し 晩冬に入り、柳はすっかり枯柳になっています。いろいろ詠んでみました。 ・・・・・・・・・・・・・・・ 超天界便り・・鼻風... 続きをみる
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俳句は言霊735「寒の入」・・超天界便り「風邪の為、今日はお休みです」
俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 風も無し日は洋々と寒の入 寒の暮暮るるも早き散歩道 寒落暉襟立急ぐ二人連れ 寒の入天頂白き月の影 寒の入全山遥か白が嶺 今日六日は二十四節気の「小寒」。これからは次第に寒さが厳しくなっていきます。 ・・・・・・・・・・・・・ 超天界便り・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、人事に自然や動植物を愛で寿ぎます 目隠しし親子揃ひて福笑ひ 羽根つきや負けて✖点墨で書き がちんこや子等が得意の喧嘩独楽 天高く上がれやあがれ武者が凧 数数ふ突いて突かれて羽子の板 お正月の昔ながらの子供の遊びをいろいろ詠んでみました。 ・・・・・・・・・・・・・ 第... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、人事に自然や動植物を愛で寿ぎます 大入りや夢も膨らむ福袋 紅白や店頭飾る福袋 残りても安売りならぬ福袋 外に夢内に福あり福袋 見比べて一喜一憂福袋 正月が明けて店が開くにしたがって、店頭に福袋が並ぶようになりました。 ・・・・・・・・・・・・・・・ 第二天寿国便り・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 歌に好し雪が似合ひの実千両 熟るる実に来るは鵯(ひよどり)実千両 見てくれとばかりに朱き実千両 赤も黄も色こそ優れ実千両 欠かせぬは松に色添ふ実千両 万両の句は以前読みました。千両の実は特に美しい朱色をしています。お正月には目出度い木のひと... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、人事に自然や動植物を愛で寿ぎます 初枕見たや七福宝船 良き夢を見たやと早寝初枕 初寝覚め吉夢見んと二度寝かな 辻褄の合はぬが常よ初夢は 夢虚ろ明けのうたた寝初枕 元日の夜は初夢を見て、年の運勢を見る時。さて皆さんはどんな夢をご覧になりましたか。 ・・・・・・・・・・・... 続きをみる
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明けましておめでとうございます 本年もよろしくお願いいたします 年明けてやること万事初尽くし 鐘聴きて捲る快感初暦 寒空も身に心地よし初日の出 去年今年明けて変はらぬ夫婦道 初湯して六腑清めの朝の酒 ・・・・・・・・・・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 行く年や寸刻刻む壁時計 大晦日夜は定番歌合戦 孫来たる今宵賑はし大晦日 老親も今宵夜更かし大晦日 年果つる禍福巡るも恙なし 今日は大晦日です。今年は家庭円満で特に何もない平穏な年でした。 今年はたくさんのご来訪を頂きありがとうございました。... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 日和好し明けて名残の小晦日(こつごもり) やり残し無きかとさがす小晦日 小晦日他県ナンバー目立つ頃 小晦日飲んで今宵は前祝ひ 時は過ぎ言ふも儚き小晦日 小晦日待つはスーパー大バーゲン 今日、大晦日の前日三十日を小晦日(こつごもり)と言います... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、人事に自然や動植物を愛で寿ぎます 幟立つ見るも楽しや飾り売り 験担ぎ松竹梅の注連飾り 古家も招福来来松飾る 小餅でも一番飾り神の棚 鏡餅殿(しんがり)いつも荒神さん 年の暮れとなり、いろいろな正月飾りで新年の用意をします。いろいろ詠んでみました。 ・・・・・・・・・ ... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、人事に自然や動植物を愛で寿ぎます 仕事納め交はす言葉良き年を 乾杯や仕事納めに昼の酒 家族待つ仕事納めは早帰り 休業とどこも貼り紙仕事納め 仕事納め訓示も今日は謝辞となり 今日28日は「仕事納め」の日です。明日より大方の会社は休業に入ります。 ・・・・・・・・・・・ ... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、人事に自然や動植物を愛で寿ぎます 招福や門には明かき松飾 年用意買ひ置き詰めし冷蔵庫 年玉も揃へ万端年用意 家事納め妹と二人で昼の酒 買ひ出しやメモを頼りに年用意 いよいよ後四日でお正月。お正月の準備も整います。「年用意」でいろいろ詠んでみました。 ・・・・・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 窓辺咲く日に花燃ゆるシクラメン 煌々と花の篝火シクラメン こぼれては花芽咲き継ぐシクラメン 首傾ぐ花芽隠してシクラメン シクラメン花芽多きを買ひ求め 今シクラメンが咲き誇っています。花が篝火のようなので「篝火草」ともいいます。 ・・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、人事に自然や動植物を愛で寿ぎます しんしんと月下静もる聖誕祭 外つ国は籠りて祈るクリスマス ブルースター聖樹煌めく星の夜 クリスマス乾杯赤のホットワイン 愛平和感謝の祈りクリスマス 今日はクリスマスです。「クリスマス」「聖誕祭」「聖樹」でいろいろ詠んでみました。 ・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、人事や自然に動植物を愛で寿ぎます 数へ日や忘れてならぬやり残し 数へ日やメモ書き欄もあと七日 数へ日や子等が楽しみお年玉 数へ日や仕事仕舞もあと四日 数へ日や浮かぶは可愛孫の顔 あとお正月まで七日となりました。日数が少なくなった年末の思いをいろいろ詠んでみました。 ・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 空青し天空昇る竜の玉 こぼれしは竜が生き魂竜の玉 目も醒むる色も美し竜の玉 鬼門守(も)る地に瑠璃色の竜の玉 御守りに瑠璃色ひとつ竜の玉 庭の縁取りによく用いられる「蛇の髭」に青く美しい玉が付くようになりました。「竜の玉」と俳句では呼びます... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 柚子浮かべ一番風呂の心地よさ 気に満つる一陽来復冬至風呂 夢うつつ時も忘れて冬至風呂 湯上りやなほ身も火照り柚子湯風呂 柚子湯風呂長湯にこの身ちくちくと 今日二十二日は冬至です。香りの強い柚子を湯に浮かべて冬至風呂につかります。 ・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 冬ざれや車音は低くくぐもれり 冬ざれや古屋の軒の破れ樋 冬ざるる畔田に花の影も無し 冬ざるる指にささくれ親不孝 冬ざるる主無き家の草の丈 本格的な寒さになって、冬ざれの風景が広がるようになりました。寒く荒れて淋しい冬ざれの風景をいろいろ詠ん... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、人事や自然や動植物を愛で寿ぎます 古暦下には早も新暦 古暦外せば残る日焼け跡 古暦老いれば時の早きこと 古暦思い出偲ぶメモの跡 日も暮れり残り一枚月暦 今年もあと十日ほどになりました。そして新暦もそろそろ準備ができたと思います。 ・・・・・・・・・・・・ 第二天寿国便... 続きをみる