俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 荒地にも可愛や小花酢漿草(かたばみそう) 三枚のハートが印酢漿草 酢漿草(かたばみ)の三つ葉は風に身を閉じぬ 酢漿草は細き花枝の首伸ばし こぼれ種突く子雀酢漿草 オキザリス(花酢漿草)が春の季語なのに対して、酢漿草は夏の季語になります。花は... 続きをみる
2022年4月のブログ記事
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 突き出でし千代も目出度き松の芯 老松も今年変はらぬ松の芯 鳥も来い花は無くとも松の芯 松の芯目出度や軒を軽く越え すくと立つ風に不動の松の芯 今、松の枝先に「松の芯」がすくすく伸びて目立っています。「若松」「若緑」「緑立つ」とも表現します。... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 深緑葉剣光る君子蘭 君子蘭花は目出度き朱(あけ)の色 門に松戸には栄の君子蘭 すくと立つ四方に敵なし君子蘭 焔立つ龍が火を吐く君子蘭 大鉢に太き根下し君子蘭 今、君子蘭の花が咲いています。葉も花も美しいので鉢に入れて飾られていることが多い、... 続きをみる
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俳句は言霊489「矢車草」・・天頂天頂界便り「愛と平和の五宇宙十四霊界を照らす創造主の愛の光・愛天光のすべてについて、そして愛天光と魂との関係について、根本創造主自らがご説明いたします」
俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 矢車草産毛に優し朝の風 矢車草八方弓に矢をつがえ 王が胸千古の眠り矢車草 うなだるる項も白く矢車草 風そよぐ風も青色矢車草 春の花、矢車草・矢車菊が咲いています。この花はツタンカーメンの墓に供華として捧げられていた花です。 ・・・・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 苧環(おだまき)の花は色糸繰り出だし 懐かしき旅の思ひ出糸繰草 身もほつれ風にゆらゆら糸繰草 首傾げくるくる回れ糸繰草 うつむきて午後はうたた寝糸繰草 キンポウゲ科の糸繰草は、苧環の花とも言います。糸繰の形をした花で、うつむき加減に咲く可愛... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 躑躅燃ゆ追ひつ追はれつ番蝶 咲き誇る斑目もあり花躑躅 花躑躅吸ひて確かむ蜜の味 薄紅に淡き口づけ花躑躅 花躑躅散れば儚し蕊の跡 八重も好し蕊を隠して花躑躅 今、躑躅が真っ盛りです。子供の頃は花の蜜を吸ったものです。蕊を残して散るのが無残な感... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 木香薔薇(もっこうばら)香り訪ねて熊ん蜂 木香薔薇八重の薄黄は花衣 棘無くば枝絡ませて木香薔薇 木香薔薇薄黄は淡き恋心 木香薔薇盛れば蜂も惑ふほど 薄黄好し幸呼ぶ花と木香薔薇 今、薄黄色で棘の無いのが特徴の薔薇、木香薔薇(もっこうばら)が満... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 白無垢にちょいと口紅豆の花 ・・ソラマメの場合 豆の花どれを選ぼか迷ひ蝶 敷き藁は無くもすくすく豆の花 豆の花蛇の目は鳥も近寄らず 蝶が舞ふ風に吹かれて豆の花 ソラ豆には淡紅色の斑点が、エンドウ豆には赤紫の斑点がありますが、これら合わせて... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 三枚のハートが印オキザリス こぼれ咲く垣の岩間にオキザリス 日溜りの花のコロニーオキザリス 花明かし大地の恵みオキザリス 葉も花も暮れなば早寝オキザリス ♡の形の三つ葉が特徴のオキザリス。夏の黄色い小花の酢漿草(かたばみ)とこの点は同じです... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 春灯し窓辺漏れ聴く青春歌 春灯し机上微笑む亡母(はは)の影 春灯し繕ひ妻は午前様 春灯し今日も追ひ焚き終ひ風呂 春灯し晩酌今日はロゼワイン 晩春となり日も長くなりました。春の夕べから夜にかけての情景を「春灯し」でいろいろ詠んでみました。 ・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 百穀に百花を加へ穀雨かな 季(とき)巡り天地巡りて穀雨かな 穀雨かな濡れれば土の黒々と 長雨も大地の恵み穀雨かな 穀雨かな明日は種撒き野良日和 穀雨かな石苔色を潤ませり 今日は二十四節気の「穀雨」です。春... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 丘埋む蝶も高見の芝桜 花薫る風に香を乗せ芝桜 香はひとつ色は三つ色芝桜 芝桜雀の恋路花の下 芝桜十間橋の向こうまで 叶ふなら寝たや絨毯芝桜 今、芝桜が丘の斜面を埋める様に咲き満開です。芝桜はとても香りが強く、甘い香りが周囲に漂っています。 ... 続きをみる
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俳句は言霊480「藤の花」・・天頂天頂界便り「特別編、みなさんの素朴な疑問<あの世・霊世界は本当にあるのか>についてお答えします」
俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 藤の花突ついて突いて熊ん蜂 花簾くぐるも楽し藤の花 藤九尺眼前広ぐナイヤガラ 香り来る風のさざ波藤の花 散りてなほ水面美し藤の花 見目も好し丈も比べん藤の花 今、各地で藤の花が花盛りです。藤の花の甘い香りに誘われて、熊ん蜂もやってきます。 ... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して自然や動植物を愛で寿ぎます 満天星(どうだん)や着るはビーズの花衣 満天星や吹かば鳴らせよ花の鈴 盛りなば浅黄も白く満天星花 満天星や小蜂も花に止まりかね こぼれ落つ満天星花の雨雫 今、満天星花(どうだん)が花盛りです。この花の特徴は下向きに壺上の小花をいっぱい咲かせる... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 白詰を摘めば懐かし首飾り 白詰の褥(しとね)は緑畔田道 夢探し見つけ四葉のクローバー 白詰の花から花へ昼の蝶 馬が食むうまいうまいと苜蓿(うまごやし) 畔田道に多く見られる「白詰草」。葉を主にとらえると「クローバー」「苜蓿」とも言います。 ... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 生け花にしたやしだれ枝団子花 風そよぎ甘き香薫る団子花 小手毬や盛りて枝も隠るほど 小手毬は風に揺られてゆらゆらり 花盛り小手毬蜂も惑ふほど こてまりと可愛や花名仮名で書き 今、小手毬の花が咲き出しました。満開になると写真のように枝が見えな... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 空晴れて日照り輝く花水木 薄紅は恋の通ひ路花水木 花水木天空高く蝶が舞ひ 異国より平和の使ひ花水木 暮るるとも夕日に明かき花水木 桜が散ったと思ったら、次に咲いて華やぐのが花水木です。アメリカから桜のお返しに送られてきたのは良く知られている... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 濡れそぼつ木陰に明かき著莪の花 参道を登れば明かき著莪の花 斑目の胡蝶の舞と著莪の花 風揺られその身縮れて著莪の花 蔭育ち咲くも一日著莪の花 著莪(しゃが)の花は夏の花ですが、早くもあちこちに盛んに咲いています。半日陰が好きな一日花です。射... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます ちちと鳴く古巣捜して初燕 ほらここも電線二羽の初燕 晴れの空庇掠めて初燕 今年又千里飛び越え初燕 歳歳や古家めでたき初燕 四月に入って燕があちこちで見受けられるようになりました。まずは番いになって巣作り開始です。 ・・・・・・・・・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます しだれ枝に緑彩なす黄山吹 山吹や枝に小鳥の鳴き集ひ 花盛り八重もまた好し黄山吹 蓑も無し折りて手渡す黄山吹 山吹を折りて翳(かざ)せば雨の笠 山吹や悔し道灌歌知らず 山吹と言えば、太田道灌と山の娘との逸話が残っています。雨宿りをしようとした... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 甘き香や畔田懐かし蓮華草 紫雲英摘む背に心地よき日の光 偲ばるる姉やが紫雲英首飾り 肥にも良し目にもすがしき蓮華草 蓮華草摘みて確かむ蜜の味 昔はも紫雲英田蜂の唸るほど 春たけなわ、今は少なくなりましたが、今でも休耕田には紫雲英の花が咲き満... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 伝ひ落つ花の涙か花蘇芳(はなずおう) 花蘇芳舞ひ飛び遊ぶ番蝶 花蘇芳咲きて肌(はだえ)も見えぬほど 身に纏ふ紫苑の衣花蘇芳 香り好し花も艶なる花蘇芳 花蘇芳手折れば花のこぼれ落つ 今頃、葉に先立って淡紫の蝶型の小花を枝にびっしりつけるのが、... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 花香る簪(かざし)にひとつリラの花 風そよぐ総は豊けきリラの花 歌に乗せ香にのせ春をリラの花 リラの香や乙女くすぐる恋心 晴れ空に淡き花影リラの花 あちこちでリラの花が咲き出しています。リラには仄かな香りがあり、北国ではライラックと呼ばれて... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 咲かせたり老いの徒花種大根 花大根伸びて背丈は腰ほどに 花盛り鵯も食はざり種大根 よく見れば花は薄紅花大根 取り終へて残り一本種大根 今、種を取るための「種大根」が残されて、花を咲かせて「花大根」になっているのを見かけます。 ・・・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 目立たねど春の装ひ春蘭花 黄緑のスリムな身体春蘭花 春蘭や花にふたつの付け黒子 鉢植ゑて春蘭花のあふるほど じじばばと誰が名付けん春蘭花 日本固有の蘭で春に咲くことから「春蘭」と呼んでいます。地味な花ですが、独特な花の形とほの香りが特徴です... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 邪気祓ふ言ふも頼もし桃の花 花咲かも知るやこの家桃の花 *花咲か=花咲かじじぃ 学舎は昔の名所桃の花 家持が歌に香を嗅ぐ桃の花 *万葉集「春の苑紅にほふ桃の花下照る道に出で立つ乙女」 香り好し鵯が花狩る桃の花 花桃は爺も嬉しや今盛り... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 幸せは花の数ほどフリージア フリージア挿して花枝の定まれり お似合ひは黄ぃのペン立てフリージア 群れ咲きて甘き香りのフリージア フリージア唄へや唄へ春の歌 花咲かそ希望の黄色フリージア 甘い香りのフリージアが花盛りとなりました。一枝に幾つも... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 棘あれど掻けば香し多羅木の芽 荒れ山も宝の山と多羅木の芽 多羅木の芽掻けば掌あふるほど 棘あれど山菜王者多羅木の芽 ほろ苦も酒の肴に多羅木の芽 天婦羅や山椒ものせて多羅木の芽 山菜の王者である滋養に富む多羅木の芽が採れる時期に入りました。天... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 父白寿杖を頼りに花見かな 茣蓙(ござ)敷けば一転そこは花御殿 コロナにて酒もほどほど花の宴 花冷えに降りて一日一休み 散り散りて明くれば花の吹き溜まり 花筏消えて儚し夜の風 「花」と言えば桜を指します。花見から桜が散った後までをいろいろ詠ん... 続きをみる
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天頂天頂界便り「緊急連絡」・・ 本日午後十時過ぎより、創造主の愛天光の光が天界から天頂天頂界まで降り注ぎます。その間、神霊・霊人たちは内宇宙から外には出ないようにしてください。終了次第、零れ落ちた光の結晶・クローネを回収いたします。そして、これらの資金は五宇宙十四霊界の新年度の予算として組み込まれ... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 万愚節始まり大正モダニズム 四月馬鹿すべて笑顔で聞き流し 四月馬鹿なれどならぬは政(まつりごと) 四月馬鹿恋の告白禁忌の日 四月馬鹿真顔も笑みのこぼれをり 本日はエイプリルフール。四月馬鹿とも言います。始まったのは、大正時代からで当時は「万... 続きをみる