俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 三寒と四温の狭間雨の朝 三寒も午後は四温の日の温み そぞろ雨降らば三寒時を告げ 重ぬれば三寒四温身も慣れり 重ね着も一枚脱ぎて四温晴れ 三日寒い日が続くと次に四日間暖かい日が続くと言う「三寒四温」と言う言葉あります。三寒四温でいろいろ詠んで... 続きをみる
2024年1月のブログ記事
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 寒晴れや澄みて流るる雲も無し 空翔けるあれは何鳥寒の空 日和よし背筋伸ばして寒の空 寒晴れや日毎に増える花の数 寒晴れや山頂白き伊吹山 昨日は寒晴れの一日でした。寒晴れの空を眺めていろいろ詠んでみました。 ・・・・・・・・・・・・・・ 超天... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 静もるる神泉深く寒の鯉 池の主齢(よわい)は幾つ寒の鯉 汝(なれ)もまた恋し日溜まり寒の鯉 影をなす色黒々と寒の鯉 棒のごと伏して動かず寒の鯉 寒の頃の池の鯉は池底深く潜っています。時折、日溜まりでは群れて餌をねだります。 ・・・・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 高鳴きて己が天下と寒鴉 掠め飛ぶ寒の鴉の羽切音 何狙ふ屋根に一羽の寒鴉 敵も無し己が刈田と寒鴉 餌求め刈田に群れる寒鴉 時々、寒鴉が屋根や電線の上から、我ここに蟻とばかりに大きな声で鳴いています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 超天上天界... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 日溜まりに春待ちかねて水仙花 群れ咲きて匂ひ香し水仙花 すがしきは仙女の姿水仙花 首傾げ吹かるるままに水仙花 ふふみては蕊の黄明かし水仙花 水仙は冬も半ばに咲き出しますが、遅咲きのものもあり、今が盛りとなりました。 ・・・・・・・・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊1112「寒の月」・・超天上天界便り「義母の容体に変化が生じたため、看守りのため、ブログ更新が出来ませんでした。本日はお休みします。」
俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 寒の月夜風に照らす雲も無し 待ち待ちて木陰に白き寒の月 誰も見ず見れば淋しき寒の月 気も冴えて身もしんしんと寒の月 明かきこと襟立て眺む寒の月 今日26日は初満月の日です。寒々とした夜の燗の月をいろいろ詠んでみました。 ・・・・・・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 初天神荒ぶる神も恵比須顔 初天神今が盛りの受験絵馬 願掛けや鈴鳴りやまぬ初天神 花無くも露店連ねて初天神 梅御紋ここは早咲き初天神 今日25日は、荒ぶる神と成った菅原道真を祀った大宰府八幡宮の縁日「初天神」です。 ・・・・・・・・・・・・・... 続きをみる
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俳句は季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 南無地蔵提灯下げて初地蔵 微笑みは子安の願ひ初地蔵 閻魔様本地は延命初地蔵 祈りなば十福ありと初地蔵 古町や辻々一尊初地蔵 今日二十四日は初地蔵です。十の福を呼ぶと言う地蔵尊をお祀りする日です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 超天上天界便り・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 気も温む咲くも目出度や寒紅梅 寒紅梅咲きて香し二三輪 香りては鳥も寄り来る寒紅梅 色映ゆる澄みし青空寒紅梅 引き寄せば花先薫る寒紅梅 暖冬で梅も新芽も芽吹くものが現れ始めました。とりわけ寒紅梅はお目出度いですね。 ・・・・・・・・・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 赤に青切り枝鋭き冬木の芽 つんと立つどれが花の芽冬木の芽 ここかしこ一天衝いて冬木の芽 身に伝ふ目覚めの雨や冬木の芽 冬木の芽身には鎧の巻き衣 寒い中でも、春が近づくにつれて、確実に新芽が出て春に備えています。「冬木の芽」で詠んでみました。... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や人事・動植物を愛で寿ぎます お参りは二人同行初弘法 書き初めは般若心経初弘法 呆け封じ夫婦揃ひて初弘法 初大師香煙高き神宮寺 石畳幟辿れば初弘法 五色幕色も新し初弘法 今日一月二十一日は、弘法大師の初縁日です。「初弘法」「初大師」とも言います。 ・・・・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 大寒や早朝遠き電車音 大寒や雲間に冴ゆる月の影 大寒や窓辺に結ぶ露の跡 大寒や遠山連らぬ白き峰 討ち入りも近し大寒雪も無し 大寒や握るマウスの指の先 今日は二十四節気「大寒」です。これからが最も寒くなる時節です。いろいろ詠んでみました。 ・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 寒暁や車光連なる高速道 寒暁や目覚めは明かき窓明かり 寒暁や寝床恋しき朝ぼらけ 寒暁や雨戸に漏るる淡き影 寒暁や明けて束の間雨となり 昨日の寒暁(かんぎょう)の朝は、太陽が昇ったかと思いきや、たちまち雨が降り出しました。 ・・・・・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や人事・動植物を愛で寿ぎます 初観音幟めでたき御開帳 初観音手繰りし糸は赤い糸 初観音尊顔慈悲の御眼(まなこ) 太閤も拝みし秘仏初観音 ありがたや御下がり貰ひ初観音 写真は、隣町の蟹江町にある古刹『龍照院」の十一面観音像の秘仏です。毎年、初観音の18日に御開帳とな... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 寒雀ふっくら頬は赤らみて 見繕ひするは番か寒雀 頬緩む顔もふっくら寒雀 起きぬれば庇トントン寒雀 寒雀お宿はそこの藪の中 寒に入り、寒さが厳しくなってくると、雀もふっくらとした「ふくら雀」になって日溜まりなどで見かけるようになりました。 ・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や人事、動植物を愛で寿ぎます 初閻魔今日は笑顔の地蔵尊 初閻魔酒盛る鬼の赤ら顔 初閻魔剣持ちなば不動尊 初閻魔軸はおどろし地獄絵図 初閻魔罪天秤が気に掛かり 今日は地獄の釜開きのある初閻魔でした。我が町には十王堂が今も残っており、閻魔大王が見られます。 ・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 寒晴れや全山白き伊吹山 寒晴れや一朶の流る雲も無し 寒晴れや天空分くる飛行雲 寒晴れや日溜まり猫も大欠伸 寒晴れや頬も赤らむ散歩道 昨日は雲一つない寒晴れの一日でした。思いつくままいろいろ詠んでみました。 ・・・・・・・・・・・・・ 超天上... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 寒天や干すも干さぬも雲次第 空晴れて暮れなば凍つる西の空 寒天や午後も冷たき晴れの空 襟立てて眺む青空凍ての空 朝ぼらけ四方澄み渡る凍ての空 寒に入り、時々、晴れてはいるものの寒々とした日が続いたりします。これを寒天・凍て空と言います。 ・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 日和よし日差し頼りに探梅行 探梅行鳥囀りに誘はれて 探梅やふふむ花芽の二三輪 探梅行見るもさみしや我独り 探梅や咲くは早咲き冬至梅 探梅行一花に花の香を訊ね 暖冬のせいもあって、梅が早い所ではちらほら咲き出しています。早咲きの梅を観賞する... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 花盛り見つけて嬉し冬花菜 冬花菜咲けどどんぐり背比べ 一早き春の訪れ冬花菜 冬花菜寄りて舞ひ降る群雀 日溜まりにこぼれ育ちて冬花菜 今、こぼれ種から芽生えて大きく育った冬の花菜が満開の所があります。背丈は低いですが壮観です。 ・・・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 縁起好し小餅砕けば子沢山 鏡割り吉兆占ふ罅(ひび)の数 鏡割り今は難しラップ入り 鏡割り欠片集めてあられ餅 餅浮かべ熱々汁粉鏡割り 今日は鏡開きの日です。鏡餅を割ってその年の無病息災を祈り、吉凶を占います。 ・・・・・・・・・・・・・・・ ... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます これ見よと妹が声掛く初氷 暖冬や寒四にやっと初氷 薄氷取れば割れつる初氷 煌めきてみ空を映す初氷 日照りなば解けるも早き初氷 今年は暖冬のため、寒に入り四日目になって、こちらではやっと初氷となりました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 超... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 日和好し風に香を乗せ蝋梅花 蝋梅花切り枝も香り失はず 香り好し色も艶なる蝋梅花 甘き香や鳥も寄り来る蝋梅花 離るるも香は芬々と蝋梅花 暖冬の折、今、蝋梅の花が咲き出してます。とても甘い香りがする花で、すぐに気付きます。 ・・・・・・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 吹き抜ける風もつれなし枯れ柳 枯れ柳風蕭々と吹き渡る 曇りなば影も朧に枯れ柳 風吹かれ空掃き清む枯れ柳 しだれ枝に日差しこぼれて枯れ柳 背の高い柳も、今ではすっかり枯れ柳になり、北風に吹かれ、淋しさを感じさせます。 ・・・・・・・・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 七草や腹も七分の朝餉粥 人日や運気良かれと朝餉粥 七草と知らず昔は飯遊び 熱々も胃にはやさしき七日粥 七草に足らぬ一草七日粥 粥なれど具はたっぷりと七日粥 今日は人日(ジンジツ)、七日粥の日です。正月でもたれた胃袋を休める日です。 ・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語をとして、自然や動植物を愛で寿ぎます 寒の入り全山遥か銀河嶺 寒の入り高嶺に明かき星の影 寒落暉襟立歩く二人連れ 寒の入り暮るるも早き散歩道 汲み置きし水は歯に凍む寒の入り 今日六日は小寒で寒の入りです。これからが寒さの本番となります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 寒椿ふふむ花芽の数知れず 落つるとも色なほ褪せず寒椿 寒椿小顔に蕊の黄ぃ明かし 手折りては床に一輪寒椿 口すぼめ花はいぢらし寒椿 寒の入りは一月六日からですが、寒椿が今盛りです。椿は零れ落ちると花の姿を残したまま地に零れ落ちます。 ・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊1090「御用始め」・・超天上天界便り「祝いの短歌二首。「入院の義母も元気を取り戻し目出度き限り新年懇親会」「寿司に酒焼き肉もあり新年会和気藹々と日の暮れるまで」
俳句は言霊です。季語を通して、自然や人事・動植物を愛で寿ぎます 休みては気持ちも重き御用始め 御用始め無くば進まぬ仕事始め 御用始め訓示欠かせぬ事始め 始まりは年賀の挨拶御用始め 初尽くし心機一転御用始め 1月4日は御用始めの日です。そして明日が仕事始めとなります。また1年が始まります。 ・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 初詣初めはいつも鎮守様 初詣老母が健康願を掛け 混雑を避けて二日目初詣 初詣九十九折なす人の波 心地よし玉砂利踏んで初詣 コロナ禍も終わり、今年は混雑しても、正月二日目には鎮守様から初詣開始です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 超天上... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や人事、動植物を愛で寿ぎます 初枕見たや七福宝船 悪しき夢そは逆夢と初枕 目覚めても秘して語らず初夢は よき夢を見んと高めの初枕 初夢や忘れぬうちに夢占ひ 今夜は初夢を見る夜。早めに寝て、見た夢は忘れないうちに夢占いをします。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 超... 続きをみる
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新年あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願い申し上げます。 俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 遅寝して目覚め一番初日の出 初日の出柏手打って気を結び 年明けて為すこと全て初仕事 明けの春早や聞く季(とき)の花便り 初詣九十九折なす人の列 ・・・・・・・・・・・... 続きをみる