俳句は言霊1109「寒紅梅」・・超天上天界便り「昨日、義母は退院してきました。何も食べないのでやせ細るばかりです。内臓に悪い所がある訳ではありませんが、老衰だと自然と体が食べ物も水も受け付けなくなるそうです。退院後の義母の様子を歌に詠んでみました。」
俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます
気も温む咲くも目出度や寒紅梅
寒紅梅咲きて香し二三輪
香りては鳥も寄り来る寒紅梅
色映ゆる澄みし青空寒紅梅
引き寄せば花先薫る寒紅梅
暖冬で梅も新芽も芽吹くものが現れ始めました。とりわけ寒紅梅はお目出度いですね。
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超天上天界便り・・昨日、義母は退院してきました。何も食べないのでやせ細るばかりです。内臓に悪い所がある訳ではありませんが、老衰だと自然と体が食べ物も水も受け付けなくなるそうです。退院後の義母の様子を歌に詠んでみました。
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やせ細り目玉ぎょろりの
母の顔
勧めど何も食受け付けず
老母待つ寒の雨降る
狭庭には
花咲き乱るパンジーの花
雨なれど今日は老母の
退院日
なれば雨止め心で願ひ
今日も降る冷たき寒の
雨なれど
なれや芽吹きの恵みの雨に
うたた寝や母に添い寝の
午前二時
目覚め確かむ老母の寝息
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