俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 情念は焔のごとく緋衣草 緋衣草秘して忘れぬ恋心 花燃ゆる陽よりも赤き緋衣草 こぼれても花なほ赤き緋衣草 サルビアや色は自慢の緋の衣 サルビアの花が今咲いています。「緋衣草」とも言います。情熱的な真っ赤な花の色が特徴です。 ・・・・・・・・・... 続きをみる
2022年7月のブログ記事
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 昔はも駄菓子屋前に氷旗 赤青黄味もいろいろかき氷 山盛りの氷苺で一休み 搔き込めば頭にズキンかき氷 かき氷食べりゃ背中の汗も引き 暑い時には体を冷やすのに手っ取り早いのがかき氷を食べること。いろいろ詠んでみました。 ・・・・・・・・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 薬味葱たっぷりのせて冷奴 昔はも水に浮かべて冷やし瓜 笊(ざる)つつきみんなつるつる冷やし素麺 具沢山色もとりどり冷やし麺 ビー玉の飛び出ぬ不思議ラムネかな 暑い夏が続きます。そこで冷たい食べものをいろいろと詠んでみました。 ・・・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 大夕焼け東空未だ輝けり 大夕焼け漆黒極む養老山 茜空見よやわが友美しき 大夕焼け入日に山際輝けり 大夕焼け点々灯るヘッドライト 夕焼けは夏の季語です。日差しの強い頃ですので、西の空だけでなく東の空まで赤く染まります ・・・・・・・・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 炎昼や焼けて短き影法師 炎天や濡れシャツ脱げば背(せな)に風 油照りシャツも背中にまとひつき 炎天や葉陰に虫の影も無し 炎天や一雨欲しき午後となり 大暑以来、暑い日が続きます。それでも少し暑さが和らいだようです。今日はまだ暑い夏の日を「炎天... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 足長の美し乙女女郎花(おみなえし) 風そよぐ黄花可愛や女郎花 女郎花黄花は明かき道標(しるべ) 夏に早や秋の七草女郎花 身は細み折るに折られぬ女郎花 今、秋の七草のひとつ「女郎花」が咲き出しました。細い茎の先に小さな小花をいっぱいつけます。... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 一雨を降らせ鎮めよ雲の峰 もくもくと半天埋む雲の峰 耳澄ます鳴るはどの雲雲の峰 昔はも桑原言ひて蚊帳の中 突き出だす天に逞し雲の峰 入道雲の事を俳句では雲の峰と呼びます。いろいろ詠んでみました。 ・・・・・・・・・・・ 天頂天頂界便り・・神... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 慣れしかど暑さ本番大暑かな 大暑かな暑さ知らずの路地遊び 大暑かな老父に持たす塩の飴 大暑かなどこも高まる蝉の声 大暑かな人影少なき昼下がり 若人は海へ山へと大暑かな 昨日、23日は鰻を食べる習わしの土用の丑で、二十四節気の「大暑」にあたり... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 夏木立木陰にそよぐ風の道 さわさわと梢さざめく夏木立 背には汗風に押されて夏木立 夏木立大樹は樹齢五百年 夏木立狭間に覗く空の影 暑い暑い大暑の夏となっています。涼しげな夏の木立の影が恋しくなります。 ・・・・・・・・・・・・・・ 天頂天頂... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 青柿や熟るるを待たずこぼれ落つ 柿青しこぼれて今や粒揃ひ 青柿やこぼれてその実数ふほど 柿青し蔕も揃ひの緑色 柿青し昔は何処も実の生る木 柿の実が小さいものは零れ落ち、大きなもののみになっています。まだまだ青いのですが、これからすくすく育っ... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 艶も好し朝の気集め青鬼灯 青鬼灯我にもありし青春期 青鬼灯汝(なれ)は見果てぬ恋の夢 三つ四つ葉陰隠れて青鬼灯 青鬼灯内には青き実を宿し 墓参り摘むには惜しき青鬼灯 鬼灯の実がまだ青いのですが、葉陰に顔を覗かせるようになりました。赤くなるの... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 早よ起きて耳を澄ませば夏鶯 清しきは山に木霊す夏鶯 雨上がり喉潤はせ夏鶯 木霊する長鳴きうまき夏鶯 昨日山今日は竹林夏鶯 京都に来て「夏鶯」「老鶯」の鳴き声を聴くことができました。いろいろ詠んでみました。 ・・・・・・・・・・・・・・ 天頂... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 朝夕に青田に白き鷺の影 白鷺や青田埋もれて隠れん坊 白鷺に寄ればたちまち飛び立てる 白鷺の頭上掠めて飛び立てり 青鷺は鳴いて川面を飛び立てり 青田となった水田に今、白鷺などが餌を啄みにやって来ています。そして白鷺の本格的な夏になると子育てが... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 太古より色香めでたき大賀蓮 紅白にうす黄もありて蓮の花 蓮の花一風そよぐ朝の風 あな尊と中に御仏蓮の花 口惜しや早も昼寝か蓮の花 香にむせるここは極楽蓮見橋 今、蓮田の蓮の花が盛んに咲いています。こちらでは観光蓮田があり、高みから全体を俯瞰... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 涼けしや遥か百町青田風 鷺渡る夕空高く青田風 風を背に逍遥はるか青田風 +逍遥・・のんびりと散歩する 神風や豊穣運ぶ青田風 頬撫づる田の神嬉し青田風 水田の稲もすくすく伸び青になっています。風が吹けばさざ波のように風が吹き渡っていきます。... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 弾け咲く蕊の黄紅き百日紅 百日紅揺れて豊けき花の総 空晴れて水面に紅き百日紅 百日紅こぼれど尽きぬ花の総 縮れども心晴れ晴れ百日紅 今、百日紅(さるすべり・ひゃくじつこう)の花が咲いています。小さな花の玉が弾け咲き、豊かな花の総をつけます。... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 願掛ける一願千日千日紅 千日紅白は白寿の魂(たま)の色 千日紅一蝶休む花の玉 花の色枯れても褪せず千日紅 千日紅小花丸めて花の毬 千日紅手折らば似合ひ花簪(かざし) お墓参りに欠かせない「千日紅」の花。名前の通り、枯れても色が褪せず、ドライ... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 総生りも不揃ひもあり青葡萄 眩しきは棚の木漏れ日青葡萄 我もあり青き葡萄の反抗期 雨と日を糧にすくすく青葡萄 大粒も摘まめど固き青葡萄 葡萄が食べられるのは八月の頃、今は青葡萄です。木漏れ日を浴びてすくすく育つ青葡萄を詠んでみました。 ・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 蝉の穴抜けて主は何処へやら ブロックに身は逆さ吊り蝉の殻 今日も又早寝早起きにいにい蝉 初蝉や寄らばたちまち枝を替え 蝉の声今日はどの枝(え)で鳴くやらん 初蝉も寿命十日が華にして 今年はいつもより早く初蝉を聞きました。にいにい蝉が先陣を切... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 高枝に鬼百合連ね五六輪 首傾げ何を恥ぢらふ鬼の百合 鬼百合は風にわが身を翻し 斑目に朱き花弁鬼の百合 鬼百合は泣いた赤鬼べそをかき 今、庭の鬼百合が次々と咲いています。花はうつむき加減で大きな蕊が特徴です。 ・・・・・・・・・・・・・・・ ... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 雨上がり庭に出づれば初蜻蛉 糸蜻蛉細身にぎょろり大目玉 炎天も何の蜻蛉空を切り 鬼やんま回れば元の竿の先 昔はも採りても尽きぬ蜻蛉山 乱る群れ囮追はへて蜻蛉釣り 昨日、蜻蛉を庭で見かけました。蜻蛉は秋の季語ですが、晩夏に入っていよいよ登場と... 続きをみる
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俳句は言霊563「撫子」・・天頂天頂界便り「昨日、五宇宙十四霊界の近くに現れた安倍元首相の霊は偽者でした。根本創造主の愛の光・愛天光欲しさに安倍元首相を騙った霊でした」
俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 身を裂きて撫子(なでしこ)花は何思ふ 風震ふ小花可愛や撫子花 撫子は乙女が恋の花にして 薄紅は初恋の色撫子花 撫子に偲ぶは若き母の影 撫子や納言が愛し季(とき)の花 秋の花、撫子が咲き出しました。花は縮れて恋にときめき身が震えるような印象を... 続きをみる
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俳句は言霊562「花木槿」・・天頂天頂界便り「亡くなった安倍元首相の五宇宙十四霊界入り」「根本創造主と女神」の今日は二本立てです」
俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 手折りては簪(かざし)にひとつ花木槿 すがしきは花の白無垢花木槿 底紅や生けて一輪床の花 枕かと巻きて散り敷く花木槿 蝶も来る今日は何色花木槿 秋の花、木槿の花が咲いています。一日花で咲き継ぎながら咲き続けます。花は散るとくるくると巻いて落... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 百日草思い募りて百詣り 花一輪供花に色添ふ百日草 大輪は母が好みの百日草 こぼれ咲く土手に色添ふ百日草 枯れてなほ色褪せもせず百日草 舞ひ降りる蝶もとりどり百日草 先月から百日草が咲き続けています。花期の長い花で、枯れても色褪せがしない長持... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 雨降るも咲くを忘れず日日草 朝も早よ花もほがらに日日草 癌封じ薬効験(しる)き日日草 こぼれ咲く窓辺に明かき日日草 お早やうと花が声掛く日日草 日日草誰も気付かぬ一日花 とても明るい印象を与える夏の花「日日草」が咲き続けています。花は咲き継... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 合歓の花揺るるはそこが風の道 恥ぢらひてその身赤らめ合歓の花 風震ふか弱き乙女合歓の花 眠りつく葉を折り重ね合歓の花 合歓の花咲けば扇の花の舞 宵闇も花は眠らず合歓の花 今、合歓の花が咲いています。夜になると葉が閉じてしまいます。花はか弱い... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 夏の蝶揺られて通る風の道 追ひ追はれ一時の恋夏の蝶 風渡る一天高く夏の蝶 止まりては花で息次ぐ夏の蝶 夏の蝶葉陰隠れて一休み 揚羽蝶などの夏の蝶が庭先にやってくるようになりました。いろいろな羽模様の色蝶なので見つけて楽しめます。 ・・・・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 片陰の涼を求めて一休み 家も無き片陰も無き交差点 山門の片陰涼し善光寺 片陰の影を頼りに散歩道 懐かしや路地の片陰隠れんぼ 本来晩夏の季語ですが、猛暑が続いたので「片陰」で詠んでみました。 ・・・・・・・・・・・・・・・ 天頂天頂界便り・・... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 蜘蛛の囲や宙(そら)一点の黒き影 虫からみ蜘蛛からめ獲る糸の玉 蜘蛛の囲の破れは夜が狩の跡 蜘蛛の囲の主は空にでん構へ 幾何学は天与の才と蜘蛛の糸 女郎蜘蛛突けばすぐに糸を吐き 雨上がりなど雨に濡れた蜘蛛の囲が光り輝いている情景を目にします... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 藪枯らし上に横へと絡みつき 藪枯らし自縄自縛の絡み合ひ 絡めども花を忘れず藪枯らし 藪枯らし咲けば美し珊瑚棚 藪枯らし絡めば蟻も迷ひ路 藪枯らし小花見つけて揚羽蝶 今近くの雑草の生い茂る堤防は、「藪枯らし」によって絡みつけられ覆われています... 続きをみる
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俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます 岸辺咲く伸べて届かぬ蒲穂花 風吹かる止まれや蜻蛉蒲の先 葉は揺れど風に揺らがず蒲穂花 すっく立つ青天仰ぐ蒲穂花 色黒や照る日に焼けし蒲穂花 この時期になると水辺近くに「蒲の穂」が見られるようになります。花粉の蒲黄は消炎に効果があると言われて... 続きをみる