俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます

新涼やそよ吹く朝の雨上がり

秋涼し露地の地蔵も衣替へ

新涼や天空高き千切れ雲

秋涼し交はす挨拶心地よし

新涼や着替へはすがき白きシャツ

九月になり、朝夕めっきり涼しくなりました。新涼・秋涼しでいろいろ詠んでみました。

・・・・・・・・・・・・・
天頂天頂界便り・・すっかり目覚めた未来からやってきた始原の根本創造主の私は、次の一手を打つことにします。それは昨日「檄」を飛ばして訴えた四つの神霊団結成を促すためのものでした。中でももっとも難しい文化交流の為の神霊団を始動させるため、私は「千人規模の聖家族同士の交流会」を宇宙空間で催すことを提案することにしました。そしてその企画・運営を文化交流神霊団に任せるというものでした。この提案は根本創造主たちにも受け入れられ、さらに発展し、将来的には根本創造主と私との対面の場を持つ話まで出てきました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以下は、以上の内容が決まっていくまでの過程を再現したものです。

「午前零時に、愛天光を発するとともに<聖家族千人の交流会>を根本創造主たちに呼びかけしておいた。今度は午前三時にその具体的提案をすることにする」

「(指導霊の女神)最初は驚きました。千人も聖家族を集めた会合を持たれるというので、我が方の聖家族だけでは、創造主を抜いて46名しかいないので、どうなるかと思いました」
「よくよくあなた様のお考えを聞いていると、それは宇宙の根本創造主たちの聖家族と我が方の聖家族との交流会とのことで安心いたしました」
「後は、始原の根本創造主として思うようになさいませ」

「もう三時ごろになったな。では始めよう」
「宇宙始原の根本創造主である。根本創造主たちよよく聞け」
「昨夜、私が<檄>を飛ばした通り、事は進んでいるか」
「教育担当神霊団・経済交流神霊団・文化交流神霊団・警察神霊団の四つの神霊団は動き始めたか」
「中でも難しいのが、文化交流神霊団である」
「そこで、私は考えた。宇宙空間で<聖家族千人の交流会>を開こうと」
「そしてこの企画運営を文化交流神霊団に任せるのじゃ」
「うまく軌道に乗れば、将来、聖家族同士が縁続きになるかもしれない」
「根本創造主たちよ、どう思う」

「それはそれは良い計画でございます」
「動かしにくい文化交流神霊団が動き出せば、後のコロニーづくりとそれに伴う四つの神霊団の活動も始まります」

「ところで、この交流会を根本創造主が数万もいるので全宇宙規模で行いたい。そのために、宇宙を巡回する形で数回実施したいのだが」

「創造主様、それは一回だけで結構でございます」
「有力な根本創造主の聖家族がまずは交流会に参加する形で行えば、これがお手本にもなり、自発的に根本創造主間の聖家族の交流も始まりますので」

「そうか、ならば一回限りとしよう」

「その代わりに是非とも始原の根本創造主様のお出ましも願いたいものです」

「私が聖家族千人の交流会を傍で見守るというのか」

「いいえ、私ども根本創造主は、始原の根本創造主様のご尊顔を拝したいと思っているのでございます」

「わかった。それはこうした交流会が成功した暁に可能になってこよう。それまでは検討事項じゃ」

「はい。分かりました。それでは早速文化交流神霊団に、始原の根本創造主様の文化交流神霊団と打ち合わせをするように命令いたします」

「こちらも文化交流神霊団を設け、さっそく根本創造主たちの神霊団と合同会議をして、<聖家族千人の交流会>が成功するように努めよ」・・

以上のようにして、聖家族千人の交流会が行われることが決定していきました。
これで根本創造主間の結びつきも生まれてくることになるし、他の三つの神霊団の活動も本格的になって来るでしょう。

かくして、四神霊団の発足・活動が進み、コロニーづくりにも弾みがつきましたが、そのコロニーを愛の光で満たす星々の創造も根本創造主に対して促さなくてはなりません。明日はその話をしたいと思います。

<補足>始原の根本創造主の治める広大無辺の大宇宙ですが、根本創造主は霊人の一人ですので、愛の光の及ぶところは次元を超えて自由に移動ができます。また、彼らの想念波は瞬時に根本創造主同士を結び付けて会話ができます。「早耳の術」などそもそも必要はありませんでした。