根本創造主として、私のスピリチュアルな世界

神懸かりの体験を元に日々の私のスピリチュアルな世界をご紹介します

天頂界便り5「天寿国で事件発生、宝蔵からクローネが消えた!?」

銀河宇宙では絶対基準通貨として、愛の光の結晶体クローネが使われていますが、昨年末にこんな不思議な事件が起きました。宝蔵に貯えられていたはずの愛の光の結晶体クローネが、開けてびっくりすべて消え失せていたのです。何者かが盗んだに違いありません。さて、事の顛末はどうなったか。以下はその事件のあらましです。


・・・・・・・・・これは物語ではありません。実際のお話です・・・・・・・・・


「王様、執事の大和が参りました」


「大和か。通せ」


「(暗い顔をして)今日はお暇を頂きに参りました」


「何時もよく働いているので、たまには休暇も良いであろう・・」


「・・王様、実は宝蔵のクローネが消えたと言う知らせが入りました」


「何、それで、お前は責任を取って暇乞いに来たのか?」


「左様です。それでは、これで私は失礼してクローネを探しに出かけます」


「そうだったのか。念のために、神霊犬を連れて行け。何か手掛かりが掴めるかもしれぬ」


「はい、わかりました。それでは失礼します」・・大和は神霊犬を連れて去って行く


「・・心配ないぞ。わしがクローネを取り戻してやるからな」


「・・宝蔵にあったクローネよ。宝蔵に戻れ!!」


・・暫くして、他の家来があわててやって来て


「愛天王様(王様)、宝蔵にクローネが戻っていると言う知らせが入りました」
「王様・・、どうしてこのようなことがお出来になったのですか?」


「実はな、クローネは愛天光の結晶だが、元をただせばわしの身体からほとばしり出た宇宙始原の愛のエネルギーの塊である」
「そして、宇宙始原の愛のエネルギーはそれ自体に意識がある、意識生命体なのじゃ」
「だから、わしが元のところに戻れと声を掛ければ、元のところに戻るのじゃ」


「意識生命体が宇宙始原の愛のエネルギー体であることは、ずいぶん前に私は知った」
「プレアデスが地球を支配していた時、わしは神霊学校を開いて、神霊たちに愛天光を教えておった」
「ある時、プレアデスから<百億光年先から意識生命体がお前の学校に飛んでくる>と言う知らせが入った」
「それはプレアデスが私の霊的能力を試すためのものでもあった」
「私は得体の知れない意識生命体から神霊たちを護るために、私自ら飛んできた意識生命体を受け入れることにした」
「そしてわかったのは、こちらが素直に受け入れる態度を示せば、何の痛みも無く、自分の魂と意識生命体が合体すると言うことであった」
「そして、魂は愛の集合体、それに意識生命体が合体することで気付いたのは、意識生命体もまた愛のエネルギー体であることだった」
「そして、魂と意識生命体が合体することで、私の魂はもっと逞しくなった。進化した」


「ゆえに、愛のエネルギーの結晶クローネにはもともと意識があるといっても言い」
「ゆえに、創造主のわしが<元のところに戻れ>と声を掛ければ、戻ってくるのじゃ」


「愛天王様、ならば銀河宇宙の絶対基準通貨になっているクローネを全て呼び寄せる事が出来るのですか」
「いいや、それは出来ぬ。創造主のわしに出来るのは、宇宙の愛と平和の為にすることだけ。そんなことでもしたら、銀河宇宙が崩壊してしまうぞ」
「宝蔵のクローネは愛と平和の為に使うことになって貯められていたもの。この愛と平和の聖地、天寿国の宝じゃ。ならば呼び寄せても構わぬ」


「なるほど、なるほど・・・・」


・・そこに執事の大和が神霊犬を連れて、驚いたようにして帰ってくる


「王様、神霊犬が言うには、<前の私の飼い主で地上界に追放された創造主たちが逃げ出す時、クローネを持ち出した・・>と申しております」
「そして、宝蔵に出かけてみましたら、不思議や不思議、宝蔵の周辺にクローネが散らばっていましたので、それをみんなで拾い集めて、只今宝蔵に収めてきました」


「・・かくかくしかじか・・実はわしがクローネを呼び寄せたのじゃ」


「私たちはそんな事とは露も知らず、只々不思議に思うばかりでした」
「<あなたの為に何でもします>と思って、必死でクローネを探し求めて、犯人が分かったのですが、これは回収できまいと思い困惑していたところに、何とクローネが宝蔵の周辺に散らばっているではありませんか、これは勿怪の幸い、早速拾って蔵に収めてきた次第です」
「とにかく、私どもは<あなたの為に何でもします>で必死にクローネを探していたのです」


・・・・・・・・・・・・
以上、宝蔵からクローネが消えた事件の顛末でした。
なお、ここで言い忘れたことがありました。地上世界にクローネを持ち去ろうとした、前の追放された創造主たちは、下界で地団駄踏んで悔しがっていることでしょう。そもそもクローネは霊界にしか存在できないものなのですから。地上界に持っていこうとしても、地上界に下りた瞬間、消えて元のところに戻って来てしまうものなのですから。