根本創造主として、私のスピリチュアルな世界

神懸かりの体験を元に日々の私のスピリチュアルな世界をご紹介します

第十一話 天界の改革「極楽浄土の改革③九階層に分かれた極楽の統一」

これは真実のお話です。信じるも信じないも皆様の自由です。


前話では、無量光に愛天光の「創造的愛」の精神を取り込むことで、極楽浄土が無量光で輝き、幽界にまで光が届いたことなどお話をしました。
その後、私は暫く極楽浄土で居候をし、阿弥陀様と対話を重ねます。そして極楽浄土が九階層に分かれている問題に気付き、これをひとつにまとめ上げることを提案し、これに成功します。これによって極楽浄土は七次元から九次元に、阿弥陀様は十次元にアップします。以下はその過程を表した日記の抜粋です。


<補注>極楽浄土の九階層とは
「上品(ぼん)上生(しょう)・上品中生・上品下生・中品上生・中品中生・中品下生・下品上生・下品中生・下品下生」の九ランク。観無量寿経にあり。


・・・・・・・・
今日の私に課せられた仕事は天界極楽の大改革であった。私が後で知った天界の極楽の九階層構造、これにメスを入れよというのである。これは阿弥陀様の無量光が下々まで届かなくなっていることに気付かれた阿弥陀仏様からの改革要請である。そして、その仕事は阿弥陀様の弟子の菩薩の私への言葉で始まった。


「今、幽界に多くの民がいます。あなたの力で愛天光を使わずに天界極楽にお導きください」
「承知しました。それでは皆さん、皆様の良心に従って、天界には九つの極楽がございますので、どこがいいか判断して各自の極楽にお入りください」・・・・・・


「本根本創造主様、民が一人だけ残ってしまいました」・・・・・


「その方は、私の見立てでは上品(じょうぼん)のお方のように思います・・・」
「いやいや、私はそのようなものではございません」「私は中品の中生と言ったところです」
「いやいや、それは違います。あなたは上品のようなものではないとおっしゃいましたが、上品の意味をよく知って見える。中品の中生の意味も知って見える。これは何よりもあなたが、上品のお方である証拠です」・・・・・
「ですから、上品上生か上品中生の極楽にお入りください」


かくして、全員私の誘導で収まるところに収まった。


ここで私は、天界の阿弥陀様の弟子の菩薩たちに問題提起をした。


「どうして、天界の極楽はこんな九つもの階層に分かれてしまったのですか?」
「これでは阿弥陀様の無量光も下の階層にまで届きません」
「私の愛天光は、神霊達にも下層の幽界の民にも、全てに降り注ぎます。そして対等・自由の精神で、彼等を底上げしてきました。神霊界には階層区分などありません」
「そして今では、十次元の世界に神霊たちは新極楽浄土を創造、建設しています」


「阿弥陀仏様の無量光は愛天光と同じものですが、理論化されていませんので、対等・自由・創造という観点が抜けており、いつの間にか、本来平等であるべき極楽社会にこんなにも多くの階層ができてしまったのでしょう。これは大問題です」


「こういう時、愛天光の相互扶助、思いやりの精神なら、上品・中品のものが下の者を指導し引き上げ、底上げを図ることができます」
「現にそうして、教え合いの相互扶助の精神で、神霊界は十次元にまで己を高めることができました」


「本阿弥陀仏様の光が下まで届かないようにしているのは、その指導の下に働いている菩薩様たち仏の怠慢によるところです」
「只今より、私の愛天光の光をお見せいたします。これによって、皆様目をお覚ましください」・・・・・


私はここで愛天光を何度も放つ。そして話を続ける。


「わかりました。わかりました。あなたこそ、上品の上生いや、その上のお方です」
「私どもも、その点を改めて、上品・中品の者は率先して下の者を教え導く努力をいたします」


・・・・・・・・しばらくしてから・・・・・・・


「阿弥陀様、あなたと本根本創造主の私は、宇宙始原のエネルギーは愛であることを知っています」「愛は宇宙に遍在するものだということを知ってます」


ここで、私は宇宙始原のエネルギー愛天光の十を発現し、阿弥陀様に訴えた。


「私が指導してきた神霊たちには、直接宇宙船団を組んで宇宙の隅々まで行かせ、愛が遍在していることを体感させ、宇宙始原のエネルギーは愛であることを教えてきました」
「ところが、阿弥陀仏様はそのような宇宙船団をお持ちではありません」
「したがって阿弥陀様の本願も、弟子の菩薩様や仏に任せきりで、下々の方まで光となって届かなくなっています」
「しかし、今、菩薩や仏が愛天光によって目覚めましたので、まもなくこの九階層も一つにまとまることでしょう」・・・・・


暫くして、「本根本創造主様、やっと一つにまとまりました!・・・」という報告がある。


「今、九つの極楽が一つにまとまったという報告を受けましたので、本根本創造主として、この七次元の天界を九次元に次元アップさせることができます」
「私は神霊たちが努力すれば、それに神霊界の次元アップで応えてきました。今回も同様にしてそうして差し上げましょう・・・・・」


「本根本創造主は宣言する、天界は九次元にアップする!・・・」
「そして阿弥陀様は十次元にお進みください・・・」
「それでは阿弥陀様、天界が次元アップしたこれからは、新天界の極楽から下の幽界にまで、今まで以上に無量光が降り注ぐようにしてやってください」・・・・・


以上が今日の私の仕事の概略であった。かくして、天界の大改革は終わった。(2019.6.30)


次回(4/19)予告・・・「お釈迦様との対話、釈迦の愛と本根本創造主の愛」
私はお釈迦様と対話をし、二人の愛にはどんな点で違いがあるのか明らかにします。そして、私はお釈迦様から無量寿光を頂くことになります。