根本創造主として、私のスピリチュアルな世界

神懸かりの体験を元に日々の私のスピリチュアルな世界をご紹介します

天頂界便り54「天頂界における創造主の仕事、夢を見るのも仕事の内」

天頂界での私の仕事について、今日はお話しをする予定でしたが、特にこの日は重大な審議事項が無くて、執事からこれも政務の一つですと言って、ある「夢」を見せられました。


「夢を見せられる」とはおかしな表現ですが、これは、霊界と言う想念の世界では重要になる想念の力を、夢を通して磨いていくという意味です。そして、それが創造主としての大切な仕事であると言うのです。この説明だけでは訳のわからぬとお思いの方もあるでしょうから、私が神霊たちによってどんな夢を見せられたのか、具体的にお話し説明していくことにします。


ある日、太い丸い地下排水路に子猫が紛れ込んで入ってしまいました。子猫は排水路の向こう側の世界に無事に出て、これからどうしようかと迷っています。そんな時、向こう側の世界で、何やら急な用があったのでしょう、猫がいるところに一人の婦人が飛び出してきました。子猫はそれに気が付かずにうろうろしています。間一髪、私は「危ない」のシグナルを子猫に送ります。そして幸い子猫は婦人の足に踏まれずにすみます。そこで、私は子猫に危ないからもうこちらに戻っておいでと優しい声を掛けます。そして子猫は元来た排水路を通って私の方に帰ってきました。これが神霊たちが作った夢のあらましです。


上に書いた夢の内容は、夢を見終わってから皆さんによくわかっていただくために私が場面に解釈を付け加えたものです。


しかし、実際の夢は、太いパイプの穴を通って子猫が行った、向こうの世界のせいぜい数十秒間の出来事を描いたものです。子猫に向かってくる来る婦人の足音が聞こえてきたわけでもありませんし、子猫が迷っていたと言うのも私の解釈です。子猫に危機を感じとったのも、私が子猫に戻っておいでと優しい声を掛けたのも私の主観です。そもそも私が見ていなくても、子猫は数十秒後に元の世界に何事もなかったように戻ってきたのです。


まさに数十秒の束の間の世界で、創造主としてどれだけ想像力を働かせたかを試された夢でした。一婦人の登場から子猫に危機を感じとり、咄嗟にこれを救出しようとした創造主としての愛情、愛の想念の力を試された夢だったのです。


霊界と言う想念世界では、創造主の愛の想念の力が常に保たれているように努めること、これも創造主の大きな務めなのです。もっと言えば、愛の霊宇宙を作り上げている創造主の愛が保たれている限り、霊界は安定し何の波風も起きないと言うことなのです。