根本創造主として、私のスピリチュアルな世界

神懸かりの体験を元に日々の私のスピリチュアルな世界をご紹介します

俳句は言霊7「夾竹桃」&「神界便り」孫の作文

俳句は言霊です。季語を通して、自然や動植物を愛で寿ぎます。


夾竹桃は生命力が強く公害に強い樹木です。それもそのはず、枝・葉・花に猛毒を持っています。周囲の土壌も毒性を帯びてしまう、育成に注意が必要な樹木です。原爆の直後でも花が咲き、「夏に咲く花夾竹桃・・・・」と歌にもなっています。


毒樹にも八重の紅花夾竹桃


夾竹桃毒花に蜂も近寄らず


白花は平和の徴(しるし)夾竹桃


花燃ゆる青天高く夾竹桃


伐られてもまた花が咲き夾竹桃



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私のスピリチュアル世界「神界便り」


前回の続きです。神霊たちより、将来聖家族になる私の孫がどう育てられているのか紹介してほしいとのことでしたので、孫の一人が書いた「将来の進路について」の作文を紹介します。
長いので起承転結をはっきりさせておきました。


「将来の進路について」・・・・孫は中三、看護師希望です
●起
私には、小学生の時から持っている将来の夢があります。それは看護師になることです。なぜなら、最近高齢化が進み、医療関係の人々が不足している事態になっており、中でも看護師は、細かなことに気遣いのできる女性の職業としては自分にぴったりだと考えたからです。お医者さんを助け、患者さんの治療をサポートする看護師として、私は将来社会に貢献していきたいと思っています。


看護師の仕事は主に、医師の診察・診療の補助と、疾患や怪我を抱える人の医療的なケア、心療的ケアにあります。看護をするということは、医療現場で働くので人の命に関わる仕事が多く、たとえ小さなミスでも許されません。実際に、中学二年の職場体験で医療現場に出かけ、てきぱきと医師のサポートをする看護師さんの姿を拝見した時は感動し、看護師さんの仕事はとても重要でやりがいのある仕事だと痛感しました。
●承
そんな経験から、看護師に強い興味を持った私は、いろいろ看護の歴史にも興味を持ち、調べて見ました。そして、出会ったのがナイチンゲールでした。


今から百六十七年前にナイチンゲールは、クリミア戦争で負傷した兵士の手当てを野戦病院でし、多くの兵士を看護していました。この当時の野戦病院内は、不衛生であったため、怪我が治っていても伝染病などが広がり、怪我人の四十二パーセントぐらいは助からないと言われていました。しかし、ナイチンゲールは、なるべくたくさんの兵士を救いたいと思い、皆が毎日一回は利用するトイレをきれいに掃除することから始めました。そのおかげで伝染病になる人が激減し、兵士の死亡率が以前の八分の一にまで抑えることができるようになりました。


私はこの歴史的事実を知ってから、病院での職場体験で体験したことと併せ考えてみて、看護はまず身の回りや病院内を清潔にすることから始めなければならないことを知りました。そうしてこそ、患者さんの延命が可能になり、傷ついた人の心のケアもできるようになるのです。これが私の将来の夢に向かって、いろいろ調べ学んだことです。そして、調べてみて、ますます看護師になりたいと思うようになりました。
●転
現在、新型コロナウイルスが世界的に感染拡大し、医療崩壊になった国が多くあります。日本でもコロナの感染第二波がやって来るのではないかと思われています。そんなコロナウイルスに立ち向かっていく、医療従事者の皆さんの苦労をよく私は耳にしました。看護師さん、お医者さんでコロナウイルスに感染した人も出ています。まさに命懸けの医療現場です。そんな感染が自分だけで済まず、愛すべき家族にまで感染させてしまう怖さから、看護師さんやお医者さんの中には、自宅に帰らずにずっとホテル住まいをしている方が珍しくはないと聞きました。また、院内感染でもしようものなら、その病院自体の信用が落ちてしまいます。そして最悪の場合は、患者さんが寄り付かなくなってしまいます。個人的には、感染者と言うレッテルが貼られ、みんなから嫌われると言う差別にもつながっていきます。そんな困難さの中でも、看護師さんとして頑張って見える方がいるのは尊敬に値します。私も将来、看護師の卵として、そんな強い看護師さんになってみたいと思います。
●結
私は中学三年生。今まさに進路選択の岐路に立っています。そして、看護師になる道をいろいろ研究しています。それによると、私の進路は大きく二つに分かれています。一つは、高校普通科から看護大学に進学し看護師になる道。もう一つは高校卒業後、専攻科や高看に進んで看護師の資格を取る道。その場合、看護大学三年時編入試験を受ける道もあります。


そんな私の進路希望について、母は全面的に支持し応援をしてくれます。一方、父は、将来自分と同じ公務員になって欲しいと思っています。そこで私は考えました。将来、看護師になったら、国公立の病院に勤めることを。将来、保健師の資格を取って保健所に勤めることを。


こうして、自分の将来の夢がはっきりしてくると、その夢を叶えるための勉強が不可欠になってきます。それは将来にわたる勉強で、「心を磨くこと」も含まれています。「心を磨くこと」これは、白血病を克服した祖母のアドバイスですが、看護師として「患者さんの心の痛みが分かる人になること」も決して忘れてならないことです。いや、これこそが看護師の道を考えている私にとって、最も大切なことだと気づかされたことでした。